ポルシェ911 964 CARRERA2

ポルシェ911 カレラ2 型式964 1992年式(後期式)
3.6リットル空冷エンジン
長さ424cm 幅166cm 高さ131cm  車両重量1380キロ
(最新型のプリウスの全長が460cm、幅178cmだから、車のサイズとしては小ぶり)

ポルシェ911 CARRERA2について

どんな車とも似ていない、ポルシェ911のカエル顔。
この車を楽しく乗ってしまうと、これより楽しい車を探すのは本当に大変だろうな、と思う。
フェアレディZ32も、本当に楽しくて面白いけれど、元々持ってるポテンシャルの違いがある。

鉄のかたまりが走ってる感じがある。
それなのに、まぁ軽い。軽快。しかも、エンジンはレーシングマシンみたいな回り方と加速の伸びの良さ。(これはRSクラッチに変えてあるからっていうのが大きいとは思う)

もちろん30年前の車だから、最新のエンジンに比べれば性能は劣る。
劣るのだけれど、なんか良い感じが身体に伝わってくる。

最新型の電気自動車ポルシェタイカンに乗せてもらって、高速道路でグンって加速してもらった時の、エグいぐらいの加速から比べたら、この964の加速感なんぞ、おもちゃみたいなもの。
それでも、私にとっては、この背中から伝わってくるメカニカルな感じが、なんか良い。

ガソリンタンクが前についてるので、山道を走ると、ガソリンが空になっていくにつれて、行きと、帰りで、運転する感じが変わるのも、面白くて、初体験。

RSのクラッチと、クイックシフトの相性は良いみたい。

ただ、ショックアブソーバーが悪いのか、すこしゴトゴト言うようになったので、今後、ビルシュタインに交換する予定。

 

ポルシェ911 写真

最初は、すごく慎重にクラッチつないでもエンストしたりする症状…。
「えー、964ってこんなに乗るの難しいの?」
と、不安を感じましたが、違いました。

結局、マスターシリンダーとレリーズシリンダーが原因と判明。単なる不調でした。

カップホイールのほうが、やっぱり格好いい。
カーペットをめくると、フロアパネルはベニア板!しかも外すのがパズルみたい。
ベニア板を外すと、左からクラッチ、真ん中がブレーキ、一番右に倒れてるのがアクセルペダル。

ブレーキの奥に見えるシリンダーみたいなのが、クラッチマスターシリンダー。交換。

クラッチ、ブレーキなどのペダルキットをまるごと外したところ。

手で持ってるのが、クラッチのマスターシリンダーといって、クラッチを踏むとこのシリンダーが動いて、クラッチオイルに圧力がかかり、その油圧をクラッチ本体についてるレリーズシリンダーに伝達します。

今回は、マスター、レリーズ、両方のシリンダー共交換。

フロアパネルをアルミに交換。
ペダル類も交換したかったけど、穴開け加工の時間が足らなくて、また後日。

 

 

 

 

その他、土日のたびに、センサー類をコツコツ交換中ですが、とにかく狭い・・・

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