メルセデス・ベンツ E500 1995年式(W124型)
500Eの後期モデル
全長475cm 全福179cm 前項141cm 車両重量1960kg
総排気量4.97リットル ガソリン車
最高出力325PS/5,700rpm、最大トルク49kgm/3,900rpmのV8エンジン。
これだけの馬力とトルクがあるので、高速道路の入り口での加速などで遅さはまったく感じません。
E500について
ドアを閉める時の、バスッっという独特な硬さ。
シートも、ハンドルも電動で動き、30年前とはいえ、当時の高級車だったのがよくわかります。
運転しはじめると、まるで鉄の箱のなかに入って運転してるみたいな感覚になる車です。
その安定感・安心感はんぱありません。
クライアントさんの会社に訪問するときも、この車で行くことは少なくありません。
帰りに、くったくたに疲れて運転しても、すごく安定してて、乗りやすいからです。
実は、この車は、Mercedes社から請け負って、ポルシェが作ったメルセデス・ベンツとして有名なのが前期型500Eです(私のは後期型)。
ところが、1994年度版のポルシェ社の公式年次報告書によると、この500シリーズは合計1万台をポルシェの工場で生産したとあります。そうなると、前期も後期もポルシェの工場で作られたってことになります。
そりゃそうだと思います。わざわざ組立ラインを自社に新設するほどの量産車種ではありません。
経済効率的にも、前期・後期ともポルシェ工場で作らないと両社のためにもメリット出にくいはずですから。私が乗っている後期型もPORSCHELINEという事になるんですねぇ。
通説は意外に間違ってます。
私は前期型よりは、後期型の顔のほうが好きです。
E500 写真
京都の街中 |
このブリスターフェンダーの張り出しが、E500 |
E500の運転席、窮屈さは全くなし。 |
E500メンテ履歴
その他、新車から30年が経過するので、そろそろ旧車の仲間入りですから、見えない部分のメンテナンスも大事です。
- 純正ラジエターから、ビッグサイズのアルミラジエターに交換済
- 強制的にエンジンを冷やすためのファンスイッチを加工設置
- 足回りはお下品にならない程度のローダウン(乗り心地はすごくいい)
- 油圧計の動きがおかしかったので、プレッシャースイッチ交換と、センダー交換
- エアコンフィルター交換しようと思ったら、使用されてない!?まじか・・・
- ガソリンメーターの動きが不穏だったので、ガソリンタンクについてる燃料レベルセンダーの部品を探すも、新品も、中古も、どこにも無い。
※今でも探してるので、誰か持ってたら教えてー - 良さそうな音がするマフラーに交換してみたら、あまりにも音が大きすぎたので、元に戻しました。あれはあかん。
- オートマオイルを交換するときに、フィルター交換、シールリング交換済
- 左右のウィンカーレンズをLEDタイプに交換
- エンジンの頭を開けて、タペットカバーパッキン交換、カムシャフトシール交換、ブローバイホース全部交換
- ある日、ワイパーが右ピラーに刺さった! 亀みたいなワイパー部品をリビルト品に交換。
- デスビが湿気る対策のため、ドライシステム取り付け(ドライシステムつーか、エア送るホース)
- E500はエンジンが5000cc、つまり重い! 前のオーナーさんが交換したかも知れないけど、エンジンマウント交換。
- ミッションマウントも交換
- Keeperで、コーティングしてもらったけど、すごい高かった…。でも洗車めっちゃ楽ちん。
- アンテナのゴムが劣化して取れたので、通販で部品調達して交換。
私は出したことはありませんよ、そんな速度を出した経験は無いですけれども、160km/hとか、180km/hとかで走っても、まったくブレも不安も無いです、と伺ってます。
通勤用として乗っていても、本当に安心して乗っていられます。