E63 AMG メルセデス W212

この車は、メルセデス AMG(エーエムジー)E63 コードネームはW212です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年式です。
そんなに古さは感じないですし、良い車ですが、それでも13年は経過しているので、あれこれ、出てくると思います。こわい。

この車は前期型。
エンジンは6.2リッターのV8自然吸気エンジン。最高出力524ps、最大トルク64.2kg・m
アクセルを踏むと、大排気量エンジンとは思えないような、鋭い回転上昇をします。
その感覚は、とても6リッターとは思えない感じで、回転数に合わせて、どかーんと盛り上がっていくパワー感。
なんか、無限に加速していくんじゃないかなと怖くなります。
 
このあとの、中期型では、エンジンが小さくなって5.5リッターに排気量が縮小しました。
それを、ツインターボ化することで排気量の減少をカバーして、最高出力は前期型と同じ524ps、最大トルクは7.2kg・mアップの71.4kg・mと性能向上。
乗ったことないので、違いはわかりません。
 
スピードメーターは300キロ超えです。
でも実際には一般の欧州車同様250km/hでスピードリミッターがかかるはず。
 
アクセルを踏み込むと、恐ろしい加速です。
ちょっと怖い。
それと一緒に、V8エンジンの大排気量からの排気は、マフラーからの大きな音になって、歩行者は迷惑そうに振り向きます。
日本の道路では、そのポテンシャルをすべて見ることは、できないんじゃないかなと思う。
それぐらい底なしです。
 
そうかといって、直線番長ではありません。
ずっと前に乗っていた3rdカマロは5700CCで、デロデロろろーっ!て走っていたが、ぜんぜん止まらないし、曲がりませんでした。
 
それと比べちゃいけないけれど、しっかり曲がってくれます。
ハンドリングはすごく良くて、ブレーキも良いです。
 
 
★E550に乗っていた私の比較
私は、同型W212のE550にも乗っていました。
その違いは歴然です。
 
くだらない比較項目も含めて、箇条書きにしてみます。
 
☆アクセルを踏んだときの回転の上がり方が別物。
☆エンジンかけたときの始動時マフラー音が、ボンって音がびびる
☆足回りの硬さがぜんぜん違う車を感じさせる
☆加速の暴力性は、やっぱりAMGのほうがすごいんですが、たぶん、その凄さを発揮させられる場面を経験してないので、両者のちがいの半分ぐらいしかわかってないと思います
☆エンジンルームには、組み立てたエンジニアの名前が書かれています。「私が育てました」って書いてある生産者のコメント付きのお野菜みたいです。
☆足回りやエンジンだけとは思えない、カーブや高速のときに乗ってると、車が硬くなってる感じがあります。ボディも補強されてるんじゃないかなと感じます。
 
 
まあ、素人にわかる違いなんて、こんなものでして、
きっとAMGの設計エンジニアさんとかに伝えたら、1時間ぐらい説教されるかも知れません。
 
 
大排気量の車って、もうどんどん減っていくので貴重だと思ってます。
 
タイトルとURLをコピーしました