天の布置(その7)
一つの経験から、二十の未来をつくる
さて、半分以上が終わりましたが、ここまで、
その1 概要
その2「種まき」
その3「越境」
その4「内軸」
その5「即決」
その6「超アンテナを立てる」
について書いてきました。
強い未来を描き、種を蒔き、越境し、自分の軸を持ち、
即決で「やってみます」と一歩を踏み出すひと。
そんな人は、自分の脳に超アンテナを立て、自然と未来に必要な情報を探し始めるものです。
今日は、その続きです。
私は、経験には二種類の人がいると思っています。
一つの経験を、
「あー、1つ、終わった」と、終わった単発の出来事にしてしまう人。
もう一人は、
「未来への材料」
としてしまう人です。
私は、一つ経験すると考えることがある
新しい仕事をすると、
私は必ず考えます。
「この経験は、他にどのような、種をまくネタに使えるだろう。」
営業研修に役立つだろうか。
本の一章になりうるだろうか。
ブログに書けるだろうか。
YouTubeで話せるだろうか。
営業の理論へ組み込めるだろうか。
AI活用にも応用できないだろうか。
クライアントへの提案にならないだろうか。
そんなことを考えます。
つまり、一つの経験から、未来へ向けて、たくさんの「種をまくネタ」を作るのです。
種が増えると、アンテナも増える
私が面白いと思った「事例」について紹介します。
ある住宅会社の営業担当者は、お客様との打合せのときに記録する「議事録」に、
「お庭のお花がきれいに咲いていて、素敵ですね」
というメモを残してくると言っていました。
一般的に議事録は、事務的な記録だと思い込んでいましたが、確かにお客様にお渡しする文章でもあります。
そこに情緒的な文章を少しだけ書いて残してくる、というのは、顧客との人間関係を構築するうえで役立つことと思います。とても感心したのを覚えています。
この感心した経験をどう扱うか?
営業研修で活用できないだろうか?
ブログに書けないか?
クライアントのYoutubeエンドロールにも応用できそうか?
議事録以外のツールに応用できないか?
自分が顧客としてアンケートに記入するときに活用できないか?
なぜ議事録に書くと印象深いのか?研究対象にできないか?
自分も真似できないか?
つまり、1つの経験から、いくつもの種を作ると、脳にはいくつものアンテナが立つのです。
すると、
同じ映画を見ても、営業のヒントが見える。YouTubeの構成も見える。
マーケティングも見える。AIにも結び付く。教育にも応用できそうだと思う。
同じ出来事なのに、見えるものが何倍にも増えていくのです。
経験は、雪だるまのように育つ
だから私は、
経験を「消費」するのではなく、「増幅」したいと思っています。
一つの経験から、十個の種を蒔く。十本のアンテナを立てる。
すると、そのアンテナが、また新しい情報を集めてきます。
そして、新しい経験が生まれます。
その経験から、また十個の種を蒔く。
人生は、この繰り返しです。
天の布置は、加速していく
だから私は、天の布置は、一度起きて終わる現象ではないと思っています。
経験する。種を蒔く。アンテナが増える。
新しい経験がやってくる。また種を蒔く。またアンテナが増える。
この循環が回り始めると、本人は営業しているつもりがなくても、仕事や人との出会いが、次々につながっていきます。
私は、この循環こそが、天の布置の本当の姿なのかなと思っています。
次回は、「過去は変えられる」
起きた出来事は変えられません。
でも、その出来事の意味は変えられます。
実は、その「意味の変換」が、新しい種を生み出すこともあります。
次回は、天の布置の最後のテーマ、「過去を書き換える」について書いてみます。
