完結してない漫画。
2015年から休載中。
いつか再開したら、続きが読みたい。
その中に、こんなセリフがあって、そんなのまでメモしていた時があった。
己の人生とは何の関係もないにも関わらず、強き者の失態で、そんなにも喜べるとは、それでチンケな自分も、少しは、浮かばれた気になるか?
当時、このセリフが、胸に刺さったんだろうなと記憶してる。
「チンケな自分」という言葉が特に痛いのは、わたしの中にもそういう部分があるからだ。
強者の転落を見て、心のどこかで安堵や優越を感じてしまう瞬間。
きっとその「チンケさ」が自分の中にもあることを、自分自身で知っている。
それを、否定するでもなく、正当化するでもなく、ただ正面から突きつけられた感覚がしたんだろうと思う。
バガボンドって、そういうところがある漫画だと思いながら読んでいた。
宮本武蔵の、剣の話でありながら、結局は「人間」の話であって、読んでいて自分の中の汚い部分や弱い部分が照らされる。
作者さんにとって、期待に応えようとする重さは、想像を絶するものだろうけれど、ずっと待っていてでも、続きが、読みたいです。
