天の布置(その5)
チャンスは、「YES」と言った人にしか見えない
さて、ここまで、
その1 概要
その2「種まき」
その3「越境」
その4「内軸」
について書いてきました。
今回は、「即決」です。
私は、自分から営業を仕掛けて仕事を獲得していくことは、ほぼ、ありません。
ありがたいことに、ほとんどのお仕事は、お客様から、自然にご相談が舞い込んできます。
それは、きっと、「種まき」や「越境」をしているからです。
ところが、その中には、経験したことの無い案件だったりすることがあります。
「◯◯◯◯について、コンサルティングって、可能でしょうか?」
具体的な案件内容は、ここには書きませんが、未経験のことなので悩みます。
◆できるかな?出来なかったらどうしよう。迷惑かけるかも・・・
◆もし失敗したらどうしよう
◆わからない事が出てくるかも知れない・・・
しかし、どんなに恐怖感を感じていても、わたしは即答で、
「面白そうですね。やってみます。」
と答えてきました。
「できますか?」ではなく、「やってみます」
もちろん、なにも考えずに無責任に即答しているわけではありません。
経験がないこともあります。
知識が足りないこともあります。
少し怖いこともあります。
でも私は、
「理屈は同じですから、経験はありませんが、私で良ければお手伝いします、もう少し詳しくお話聞かせて頂いて、私から見立てのプランをお話します。それでOKならご依頼ください。いいですか?」
と、まず引き受けてきました。
私は、営業を学んできた。
心理学を学んできた。
マーケティングを学んできた。
動画制作も、本も、講演も経験してきた。
だから、新しい仕事でも、
「人が動く原理は同じだ。」
そう思えるものは、即答で引き受けてきたのです。
「YES」が、新しい景色を見せてくれる
これが、面白いことに、
一度「やります」と言うと、
急に責任感や、意欲、プレッシャー、いろんなものが背中に乗ってきます。
だからこそ、見える世界が変わります。
それまで気にも留めなかった本を読むようになります。
詳しい人を探すようになります。
街を歩いていても、ヒントが目に入ります。
頭の中では、四六時中そのことを考えるようになります。
すると、不思議なくらい必要な情報が集まり始めます。
本人は、
「偶然、いい情報が入ってきた。」
と思っています。
でも実際には、自分の脳が、それまで見落としていた情報を拾い始めただけなのかもしれません。
「YES」は、自分への約束でもある
私は、「YES」は相手への返事だけではないと思っています。
「この仕事をやり切る。」
という、自分自身への約束でもあります。
約束をすると、人は変わります。
脳は、その約束を守ろうと働き始めます。
だから、能力があったから引き受けたのではありません。
引き受けたから、能力が育った。そんな仕事がたくさんありました。
もちろん、何でも引き受けるわけではない
しつこいようですが、繰り返します。
誤解してほしくないんです。
私は、何でも「YES」と言ってきたわけではありません。
思想が合わない仕事。
約束を大切にしない人との仕事。
自分が価値を出せないと思う仕事。
そういう仕事は、お断りしてきました。
だから私が言いたいのは、
「何でも引き受けよう。」
ということではありません。
自分の内軸に合っていて、
しかも原理を応用できる仕事なら、
経験がないことだけを理由に断る必要はない、ということです。
天の布置は、「YES」の向こう側にある
振り返ると、
私の人生を変えた仕事の多くは、
最初から得意だった仕事ではありませんでした。
「できますか?」
そう聞かれたとき、
少しだけ勇気を出して、
「やってみます。」
そう答えた先にありました。
もし、あのとき、
「経験がないので。」
と言っていたら、その先の出会いも、学びも、次の仕事も、
きっと生まれていなかったでしょう。
天の布置は、突然空から降ってくるものではありません。
目の前に急に現れた小さな扉を開けるかどうか。
その積み重ねが、
あとになって「あれが転機だった」と思える人生をつくっていくのだと思います。
次回は、「超感度」
いかがでしょうか。
即答で、「YES」と言っただけでは、まだ十分ではありません。
同じ景色を見ていても、
チャンスに気づく人と、気づかない人がいます。
私は、その違いは「感度」にあると思っています。
ここまでで、
・種をまく(済)
・越境する(済)
・内軸を持つ(済)
・即答する(済)
・超感度で待機する ← つぎこれ
・1経験を20用途化する
・過去を意味づけする
・「願えば叶う」との違いを理解する
次回は、なぜ同じ世界にいても、ある人にはチャンスが見え、ある人には見えないのかについて書いてみます。
その違いは「感度」にあると思っています。
