天の布置(その4)

天の布置(その4)

さて、ここまで、

その1 概要

その2「種まき」

その3「越境」

について書いてきました。

この種まきと越境だけよりも、もっと天の布置を起こす確率を上げていきます。

 

同じように発信している人。

同じように勉強している人。

同じように越境している人。

そんな人は、世の中にたくさんいます。

それでも、仕事が集まる人と、集まらない人がいる。

その違いは何なのでしょうか。

私は、「内軸」にあると思っています。

 

内軸とは、何を大切にして生きる人なのか

私は、内軸とは、

「何を大切にして生きる人なのかが、一貫していること」

だと思っています。

お金を最優先にする人もいます。

理念を大切にする人もいます。

技術を大切にする人もいます。

どれが正しいという話ではありません。

 

大切なのは、

いつ会っても、その人の判断基準が変わらないこと。

そこです。

 

人は、能力よりも判断基準を覚えている

 

人は、

「あの人は優秀だ。」

ということよりも、

「あの人なら、こう判断するだろうな。」

ということを、意外と覚えています。

 

例えば、

「佐藤さんなら、売上だけでは判断しない。」

「難しい案件ほど楽しそうに引き受ける。」

「思想が合わない仕事は断る。」

「紹介した相手を、大切にしてくれるだろうな。」

そんな人物像が、少しずつ頭の中にできていきます。

私は、これがとても大切だと思っています。

人は困ったとき、頭の中を検索する

例えば、

営業が伸びない会社がある。

新しいサービスを作りたい会社がある。

採用で悩んでいる会社がある。

 

そんなとき、人はGoogleより先に、自分の記憶を検索します。

 

「この相談なら、誰にしたらいいかなぁ。」

「あの人なら何とかしてくれそうだ。」

そうやって考えていると、頭に思い浮かぶ人がいます。

 

それは、能力でしょうか。実績でしょうか。

もちろん、それもあります。

でも、それ以上に、

「あの人なら、こう考えるだろうな、が想像できる」

という安心感があるのは大事だと思います。

 

人物像は、長い時間をかけて作られる

内軸は、一日ではできません。

今日と明日で言うことが違うひと。

相手によって考え方、言い方を変えるひと。

利益によって判断を変えるひと。

そういう人は、人物像がぼやけます。

一方で、

何年経っても、

判断基準がぶれない人は、

人物像が少しずつ輪郭を持ち始めます。

そして、

「この相談なら、あの人。」

という検索タグが、周囲の頭の中に作られていくんじゃないかな、と思います。

 

天の布置は、検索される人に起きる

本人は、

「突然、相談が来た。」

と思っています。

でも、本当は突然ではありません。

長い時間をかけて、

種を蒔き、

境界を越え、

人物像を作り続けてきた結果です。

 

だから、誰かが困ったとき、

頭の中の検索結果に、自分が表示される。

私は、この状態こそが、天の布置の正体に近いと思っています。

運ではありません。

偶然でもありません。

周囲の人の記憶の中で、長い時間をかけて、自分という存在が育っていたのです。

 

次回は、「即答」

ここまで読むと、

「では、相談が来れば誰でも天の布置になるのか。」

と思うかもしれません。

実は、そうではありません。

 

目の前まで来たチャンスを、自分の手で逃してしまう人がいるんです。

私は、その違いは「即答」にあると思っています。

次回は、なぜ私は未経験の仕事でも「やります」と答えてきたのか、その理由を書いてみます。

タイトルとURLをコピーしました